【HCI論文】The go-go interaction technique (1996) - VR+伸縮する腕 -
今回の論文
"The go-go interaction technique: non-linear mapping for direct manipulation in VR"(UIST 1996)
COMP 4010 Lecture7 3D User Interfaces for Virtual Reality
どんなもの?
VR上で腕を伸縮させることで遠くのオブジェクトを操作する
先行研究との違い
・ジェスチャ入力やポインタ入力は、近いオブジェクトと遠いオブジェクトで操作方法が異なる上、操作が実世界での動きと異なるため直感的でない
・Worlds In Miniature は、直接操作に対応していない上、正確な操作も困難
それに対し Go-Go interaction は
・近いオブジェクトと遠いオブジェクトで操作を切り替える必要がない
・実世界の腕の動きを利用するため直感的
実装
ハードウェア
・Polhemus Fastrakセンサを利用し、手の位置を取得する
腕の伸縮方法
・上記の画像のように、腕の伸びがD未満の時、腕の伸縮は線形で、実世界の腕の伸びと仮想の腕の伸びは一致する
・D以上になると、伸縮は非線形になり、仮想の腕の伸びは実世界の腕の伸びより大きくなる
先行研究
Virtual reality on a WIM (1995)
・ミニチュアを使って遠くのオブジェクトを操作
・直接操作は対応していない
・小さいオブジェクトを正確に動かすことは困難
chindafalldesu.hatenablog.com
発展させた研究
Body cyberization by spatial augmented reality for reaching unreachable world (2017)
・Go-Go interactionとSAR(プロジェクション)を組み合わせた
chindafalldesu.hatenablog.com