【HCI論文】Virtual reality on a WIM (1995) - VR+部屋のミニチュア -
今回の論文
"Virtual reality on a WIM: interactive worlds in miniature"(CHI 1995)
動画を見て思ったこと
・ミニチュアを使って、部屋の内装を変えるシステム?
・VRだから実世界の部屋とは関係がないのか
どんなもの?
VR内で部屋のミニチュアを使うことで、一人称だけでなく、部屋を俯瞰した視点から操作を行える
先行研究との違い
既存の多くの仮想環境では単一の視点(一人称)、単一のスケール(1対1)しか与えられない
実装
・PolhemusのトラッカーがつけられたHMDを使う
・Polhemusのポジションセンサーがつけられたボードを片手で持つ
・選択および操作のためのボール型コントローラをもう片方の手で持つ
検証方法
・オフィススペースの設計を行うタスクを10人の被験者に与え、WIMの使い方の理解や操作性を調査した
議論
・ボードを持つとユーザは早く疲労するので、支えが必要(もしくはテーブルを使うか)
・ボードが邪魔になって十分にミニチュアに顔を近づけられない
・照明効果を表現できていない