【HCI論文】Investigating Universal Appliance Control through Wearable Augmented Reality (2019) - AR+家電操作 -
今回の論文
"Investigating Universal Appliance Control through Wearable Augmented Reality"(AH 2019)
どんなもの?
・HMDを用いて、家電のインターフェースをAR上に表示
・入力方法として以下の3つの方法を比較した
方法1. HoloLensのカメラを使ったピンチジェスチャ入力
方法2. EMGアームバンドを使ったジェスチャ入力
方法3. マーカートラッキングを使ったタンジブル入力
実装
・HMDは Microsoft HoloLens を用いる
・物体認識および物体追跡には Vuforia SDK1 を用いる
・AR描画はUnityで実装した
・マーカーで家電を認識する
・EMGアームバンドは Thalmic Labs Myo を用いる
検証方法
25人の参加者を対象としたユーザー調査で三つの入力方法を比較した
議論
・方法1が最も高速で単純なため最も人気があった
・マーカーで家電を認識するため距離に制限がある
操作するIoTデバイス
・照明
・電話機
・スピーカー
関連研究
exTouch(2013)
・タブレット上でAR表示と物体の操作を行い、実物体とインタラクトする
chindafalldesu.hatenablog.com
ARGI(2018)
・HMDを利用した操作
・ピンチジェスチャでしか入力できない
Smarter Objects(2013)
・AR+タンジブル
・タブレットでARの表示を行う
www.youtube.com
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