chinda_fall_desu’s diary

竹内豊の日記

ヒューマンコンピューターインターフェースをもっと知りたいなー

【HCI論文】Reality editor (2013) - AR+IoT操作 -

今回の論文

"Reality editor: programming smarter objects"(UbiComp 2013)

www.youtube.com

どんなもの?

ARを利用し、実物体の上に仮想のGUIを表示する

Reality editorは下記の機能を持つ

  1. 操作するデバイスの上にGUIを表示する(→デバイスを覚えておく必要がなくなる)
  2. 複数デバイスをAR上で接続することができる(→1つのボタンで複数のデバイスが起動)
  3. バイスの画像を保存することで遠隔地でも操作ができる
先行研究との違い

これまで下記の研究があった
・ロボット移動用のGUI + ARによるGUIの表示

それに対し、Reality editorは
・色や音量の選択など様々な機能を持つGUI + ARによるGUIの表示

実装

・VuforiaというARフレームワークを利用し、マーカー上にGUIを表示する
・サーバーを介して、操作対象のデバイスと入力するデバイスは接続されている

検証方法

なし

議論

なし

操作するIoTデバイス

・照明
・ラジオ

関連研究

Layar(2009)
・ARを利用し、実物体と関連付けて仮想物体を表示
・実物体は動作しない
www.youtube.com

exTouch(2013)
・ARを利用して移動ロボットを直感的に操作
・移動のためのUIを作成
chindafalldesu.hatenablog.com

その後の研究

RealitySketch(2020)
・実物体の動きに応じてARスケッチを変化させる
(Reality editorはARでの入力に応じて実物体を動かす)
chindafalldesu.hatenablog.com

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