スケーラビリティの高い形状ディスプレイ(コンピューターインターフェースの論文を読む No.38)
読んだ論文をまとめます
今回の論文
"Relief: A Scalable Actuated Shape Display"(2010)
概要
スケーラビリティの高い形状ディスプレイの作成
先行研究からの進歩
- 岩田らによるFEELEX, PoupyrevらによるLumen, NorthropGrummanによるTerrainTableは複雑な独自のハードウェアを使っているためスケーラビリティが低い
- HaihongによるDigitalClayはこの問題に取り組んでいるが、十分ではない
- Reliefはスケーラビリティの高い形状ディスプレイの作成に焦点を当てる
技術や手法の肝
- モータとポテンショメータを使ってピンの高さを制御している
- 部品はすべて市販のものを使い、コストと複雑さを最小限に抑えた
- ピンの構成を簡単に変更できるように構成
検証方法
- Ars Electronica 2009で数日間展示された
- 正式なユーザ調査は実施していない
関連研究
- 岩田らによるFEELEX(2001)
- PoupyrevらによるLumen
- NorthropGrummanによるTerrainTable