柔軟性、弾性、粘度を感じられるディスプレイ(コンピュータの論文を調査㉛)
読んだ論文をまとめます。適宜修正します。
今回は以下の論文を読みます。
"Materiable: Rendering Dynamic Material Properties in Response to Direct Physical Touch with Shape Changing Interfaces"(2016)
①どんなものか
形状変化インターフェースを使って、柔軟性、弾性、粘度といった材料特性を表現する。
②先行研究と比べてどこがすごいか
今までは利用する材料の特性しか用いていなかった。例えば、砂を用いたインターフェスなら砂の特性しか用いていない。
③技術や手法の肝
材料特性エミュレーターとタッチ検出器を用いる。
④どうやって有効だと検証したか
ユーザー調査を行い、ユーザーが特定の特性を区別できるかどうか調査した。
⑤議論はあるか
柔軟性、弾性、粘度の対応するパラメータを変更することで、材料特性の知覚に直接影響を与えることができる。
形状表示の解像度を向上すれば、より細かい触覚フィードバックを提供できそう。
⑥次に読むべき論文
"LineFORM"(2015)
(コメントいただけると嬉しいです)