chinda_fall_desu’s diary

竹内豊の日記

ヒューマンコンピューターインターフェースをもっと知りたいなー

『ハーバード白熱教室』を見て、共同体について考える⑦(第七回 嘘をつかない練習)

「共同体」を考え方の軸にして自分の考えを文章にしてみる。

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ジョン・ロールズの契約についての考え方を共同体によって考え直す。これまでと同様に以下の共同体の原理を踏まえて論を展開する。
原理:【共同体は自らの持続、発展を望む。「正しさ」は共同体が構成員を裁くためのものであり、構成員は共同体の持続、発展のために行動する。】


「正しさ」、「正義」を言葉にする(法をつくる)ことによってその条件が簡単化され、扱いやすくなる。例えば、殺人を犯したら死刑、のようなことである。人間はこの「正しさ」の簡単化を次々に事象に適用しようと考えてきた。そして個人間の関係の簡単化が起こった。それが契約であると考えられる。
共同体が同じような価値観、倫理観を持つ構成員の集まりであった場合は、「正しさ」の簡単化、普遍化は不要であるが、共同体の構成員が多様化すればそれが必要になるのだろう。それは日本とアメリカの契約の在り方を比較すればわかる。



(第七回終わり)

(間違い等あればコメントよろしくお願いいたします。)