【HCI論文】Investigating Document Layout and Placement Strategies for Collaborative Sensemaking in Augmented Reality (2021) - ARコンテンツ配置における家具の影響 -
今回の論文
"Investigating Document Layout and Placement Strategies for Collaborative Sensemaking in Augmented Reality"(CHI EA 2021)
背景
将来のワークスペースにはAR技術が広く使われることが考えられる.
特にブレインストーミングやセンスメーキングではARの恩恵を大きく受けると考えられる.
大きな課題
ブレインストーミングやセンスメーキングをARでどう実現するか
先行研究
2DデバイスやVRにおいてはブレインストーミングやセンスメーキングなどの共同作業についての研究はされてきた
小さな課題
ARでの共同作業において、物理環境が仮想コンテンツの配置やレイアウトにどう影響を与えるかの調査が足りていない
本研究
ARでの共同作業において、物理環境が仮想コンテンツの配置やレイアウトにどう影響を与えるかを調査する.
評価実験
家具が多く配置された部屋と少し配置された部屋で、センスメーキングのタスクとして画像をソート・分類し配置するタスクを参加者に行ってもらった
結果
参加者は部屋の水平面を利用する傾向が見られた
3つのレイアウトパターンに大別できた
今後の課題
・より重要で汎用性の高いレイアウトパターンを見つける必要がある
・プロセスの中の創造に関わる部分の考慮
・人数を増やして調査