chinda_fall_desu’s diary

竹内豊の日記

ヒューマンコンピューターインターフェースをもっと知りたいなー

小さなロボットをディスプレイとして使う(コンピュータの論文を調査㉗)

読んだ論文をまとめます。適宜修正します。


今回は以下の論文を読みます。
"UbiSwarm: Ubiquitous Robotic Interfaces and Investigation of Abstract Motion as a Display"(2017)

www.youtube.com


①どんなものか
UbiSwarmというインターフェースを作り、ユビキタスロボットインターフェス(URI)を提唱。
UbiSwarmは情報を表示する装置。入力は行えない。

②先行研究と比べてどこがすごいか
インターフェースとしてロボットを用いる。

③技術や手法の肝
・Zooidsプラットフォームを用いた。
・ロボットの動作、速度、滑らかさに対するユーザの認識を調査し、それをもとに状況に応じて動き方を変えた

④どうやって有効だと検証したか
ユーザ調査をもとに、ロボットが状況に適した動き方をするように設定したサンプルアプリケーションをいくつか開発した。
例えば、電話が鳴ると、早急な対応が必要なので、高速でスムーズなランデブー動作を行うようにした。

⑤議論はあるか
URIにはオブジェクトを移動したり操作したりする機能などのメリットがあるが、物理法則によって制約されるため、瞬間的に消すことや移動するといったことができないといったデメリットもある。

⑥次に読むべき論文
"Zooids"(2016)

(コメントいただけると嬉しいです)