【HCI論文】HoloDesk (2012) - ホログラム+インタラクション -
今回は以下の論文を読みます。
"HoloDesk: Direct 3D interactions with a situated see-through display"(2012)
①どんなものか
身体にハードウェアを装着せずに、3D映像とのインタラクションを可能にする。
②先行研究と比べてどこがすごいか
・3Dでの出力に合わせて3Dでの入力を行う。
・ユーザがデバイスを着用する必要がない。
③技術や手法の肝
3D映像の表示方法は「ペッパーズゴースト *1 」と呼ばれる手法と同じ。
上部に液晶,下部にハーフミラーを配置。
ユーザの視点は動くため、RGBカメラで顔のトラッキングを行う。
Kinectを使って手を追跡。
④どうやって有効だと検証したか
ユーザ調査を行った。
⑤議論はあるか
触れることのできない領域が存在した。
⑥次に読むべき論文
“C-Slate”(2007)
関連
RePro3Dも似た構成。Kinectを用いたフリーハンドのインタラクションではなく、指先に触覚提示デバイスを装着している。
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4年後の2016にHololensが登場
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