chinda_fall_desu’s diary

竹内豊の日記

ヒューマンコンピューターインターフェースをもっと知りたいなー

触ると画像の硬さが分かる(コンピュータの論文を調査㉕)

読んだ論文をまとめます。適宜修正します。


今回は以下の論文を読みます。
"Jamming user interfaces: Programmable particle stiffness and sensing for malleable and shape-changing devices"(2012)

vimeo.com


①どんなものか
物体の形状の状態遷移をコントロールするジャミングという技術をユーザーインターフェイスに適用する。

②先行研究と比べてどこがすごいか
ジャミング技術をHCIに導入した。そのために形状の変形とユーザー入力を検出する手法を考えた。

③技術や手法の肝
IRスキャンシステムによって深度とユーザのタッチを検知する。
容量性形状センシングによって変形された物体の形状を検知する。

④どうやって有効だと検証したか
4つのアプリケーションの開発。
Tunable Clay:3Dモデリング用の入力デバイス
Transparent Haptic Lens:画像の一部分にレンズを乗せ、触ることでその部分の固さが分かる。
Behind-the-Tablet Jammingタブレットの裏にジャミングを設置することで、触覚フィードバックのある入力が可能に。
ShapePhone:ユーザはデバイスの形状を変更できる。形状検知技術を取り付ければ、さまざまな異なる形状を検知できる。

⑤議論はあるか
形状をより速く変更する技術が必要。

⑥次に読むべき論文
“ClaytricSurface”(2012)

(コメントいただけると嬉しいです。)