【HCI論文】Augmented surfaces (1999) - パソコンのデータを壁にドラッグ移動!? -
選んだ論文
"Augmented Surfaces: A Spatially Continuous Work Space for Hybrid Computing Environments"(1999)
(参考:mediaBlocks: physical containers, transports, and controls for online media)
vimeo.com
どんなものか
物理的なオブジェクトの間でデジタル情報をスムーズに交換できるようにするコンピューター拡張環境の設計と実装。
先行研究と比べてどこがすごいか
・mediaBlocksで用いるブロックなどとは違い、他の用途を持つオブジェクトにデジタル情報を与える。(例えば、ビデオテープにデジタル音声情報を与える)
・オブジェクトは空間的に継続していて、ドラッグアンドドロップで情報を操作できる。
技術や手法の肝
・カメラとマーカーを使って物体を認識する。
・プロジェクターによって視覚的にデータのやり取りを行う。
どうやって有効だと検証したか
グループ活動を含むいくつかの共同利用を行った。
議論はあるか
異なるアプリケーションの場合はデータの通信が行えない場合がある。
次に読むべき論文
“mediaBlocks”(1998)