chinda_fall_desu’s diary

竹内豊の日記

ヒューマンコンピューターインターフェースをもっと知りたいなー

『ハーバード白熱教室』を見て、共同体について考える⑫(第十二回 善き生を追求する)

「共同体」を考え方の軸にして自分の考えを文章にしてみる。
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この講義は政治哲学についての授業であった。結局政治とは何なのか。大統領や政治家というのは国という共同体の存続のために存在する。歴史に沿って共同体を考えると、対立する共同体から、(他の敵対する共同体の存在などを理由に)手を取り合い、一つの共同体になり、その中での共同体の衝突を防ぐためにその共同体内の画一化が起こっている。昨今のグローバリゼーションもその流れに沿っているといえる。f:id:chinda_fall_desu:20200420191557p:plain
国という共同体内の小さな共同体の衝突(絶対王政の打破など)からリバタリアニズムリベラリズムが生まれ、個人の自由と権利を主張するようになった。しかし、個人の自由と権利を尊重しすぎるようになると、今度は国という共同体の存続が危うくなる。国という共同体を守るためには国という共同体の目的を考え、国への貢献を意識するようにしなければならない。
政治について考えるときは上記の図のXとYの間の最適な地点を考えなければならない。例えば、宗教の共同体についていえば、ジョンFケネディは政治に自分の宗教的信念を持ち込まないようにし、XからYの方向に共同体を変化させたが、逆にバラクオバマは政治に自分の宗教的立場を取り込み、YからXの方向に共同体を変化させた。

政治哲学を離れると、今度は国という共同体とは何かを考えなければならない。国とは何なのか。Yより右に行くことはないのだろうか。