粘土でできた変形可能なディスプレイ(コンピュータの論文を調査㉞)
読んだ論文を自分なりに整理してみます。
今回の論文
"Illuminating clay: a 3-D tangible interface for landscape analysis"(CHI 2002)
どんなもの?
・粘土を使った入力を行い、それに基づいた情報を映像によって出力する装置
・景観分析に使うことができる
先行研究との違い
入力に物理オブジェクトを使うことで複雑な形状や物理的な関係を直感的な分析を行える
実装
・天井に取り付けられたレーザースキャナーを用いて、物理的な形状をリアルタイムに検出する
・計算によって得られた情報はプロジェクターを使って、このオブジェクトの表面に投影される
検証方法
このシステムの実装
議論
レーザースキャナーを用いて高さを検出するので、物理オブジェクトを認識しているわけではない
なのでオブジェクト間の相互作用を使うことができない
気になる論文
“Urp”(1999)