Ambient Displayという概念の提唱(コンピュータの論文を調査⑦)
読んだ論文をまとめます。適宜修正します。
今回は以下の論文を読みます。
"Ambient Displays: Turning Architectural Space into an Interface between People and Digital Information"(1998)
①どんなものか
アンビエントディスプレイという概念を提唱。
アンビエントディスプレイとはデジタル情報へのインターフェイスとして物理環境全体を利用するディスプレイ。
②先行研究と比べてどこがすごいか
ディスプレイを画面から物理空間へ移動させた。
③技術や手法の肝
コンピュータの内側に人を配置させた。
④どうやって有効だと検証したか
アンビエントメディアの製作。
アンビエントルームでは、ある情報をこの部屋の物理空間の一部に写像することができる。
⑤議論はあるか
・物理空間のインターフェースの出力をどの五感に訴えるものにするか。
・無意識から意識へ移る閾値の調整。
⑥次に読むべき論文
"Tangible Bits"(1997)
(コメントいただけると嬉しいです。)