【HCI論文】GridDrones (2018) - ドローンを用いたタンジブルなディスプレイ -
今回の論文
"GridDrones: A Self-Levitating Physical Voxel Lattice for Interactive 3D Surface Deformations"(UIST 2018)
動画の疑問点
・ドローン群を形状変化ディスプレイとして用いる上に、インタラクティブにその形状変化を行えるのか
・ドローンを形状変化ディスプレイとして用いる研究は他にあるかな
どんなもの?
ドローンを用いた、インタラクティブに変化する2.5D形状変化ディスプレイ
programmable matterを作ることを目的としている
先行研究との違い
・inFORMのようなピンディスプレイとは違い、下から支えられない構造も表現できる
・既存の自己浮遊型の2.5Dディスプレイでは磁気や超音波を利用しているが、この研究ではドローンを用いる
実装
・手にマーカーを取り付け、viconモーションキャプチャーを使って、手のジェスチャーを検知する
・ドローンにも同様にマーカーを取り付け、位置を検知する
検証方法
建築物のライブモップアップを行えるアプリケーション、物理的動きを勉強できる教育用アプリケーションの二つのアプリを作成
議論
・バッテリーが供給できる電力に制約がある
・パフォーマンスを落とさずにドローンを増やせる
・ユーザの入力はz軸方向にしか行えない
・押し出し、回転などのCAD編集操作には対応していない